YouTubeの収益受け取りプログラム
“一万再生の審査が終わらない事件”が発生した2017年末…
ようやく年があけ2018年1月、公式にYouTubeパートナープログラムの変更が発表されました。
今回はこの収益化審査の基準が変更された背景を読み解き、どうやって突破していくのか?ポイントをお伝えしていきます!
めちゃ前向きな記事です(`・ω・´)キリッ
で、2018年1月に発表された収益化審査が開始される基準は
「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」
「チャンネル登録者数が1000人以上」
です。
巷では
「YouTubeはおワタ」
「YouTubeアドセンスは厳しい」
「審査通らないから無理」
と騒がれていますが、本当にそうなのでしょうか?
この広告審査基準の変更に騒いでいる方はおそらく
YouTubeで広告収入を得ようとしている人(していた人w)のはずです。
YouTubeの収益プログラムで稼ごうとする人はだいたい
・YouTuberタイプ
・副業ビジネスタイプ(スクロール動画など)
に分かれると思うのですが、
どちらのタイプであっても審査基準は同じですし
とにかくこの基準をいち早く満たして収益化したいという目標も一緒なはずです。
まずはしっかりYouTubeさんの変化に対応していきましょう!
こんな程度の事でビビってYouTubeを諦めるようならそれこそオワってます。
別の見方をすれば、すぐ辞めてしまうような新規参入者は消えるのでラッキーですね。
それではこれを読んでる前向きな読者さんは、いち早く新しい審査基準を達成することだけを考えて進んでいきましょう!
それでは収益化審査基準変更の背景を読み解きながら、基準突破のための重要なポイントをお伝えします。
もくじ
収益化審査基準が厳しくなった理由
YouTubeがパートナープログラム変更したのは2つの理由があると思っています。
その理由とは
・とにかく広告主様への配慮から
・成長曲線的に熟成期に入ったから
この2つです。
広告主様への配慮
そもそも、我々クリエイターがYouTubeというプラットホームを無料で使えて、
その上で再生回数に応じて報酬がもらえるというのは、
YouTubeさんが広告主様から広告費をいただいて儲かっているからです。
でも動画に広告を載せたいという企業にとって、広告の出稿先は別にYouTubeだけではないのです。
今やFacebook広告やTwitter広告、PPC広告、アプリ広告など出稿先の媒体は山ほどありますので
企業にとっても広告を出すメリットが高いところに出せばいいので、YouTubeが出稿先として微妙であれば撤退してしまうでしょう。
これの考え方を元に今回の審査基準の変更までの歴史をザックり見てみてください。
↓↓↓
YouTube初期
なんでもありの時代
↓
イスラム国 広告事件
(一部広告主が撤退)
↓
一万再生審査規定スタート
黄色い収益化マークの出現
↓
2017年12月
一万回再生審査が終わらない事件
ローガンポール氏 樹海遺体撮影事件
↓
AI発達&人力での審査スタッフ増員を発表
↓
2018年1月
収益化プログラム審査基準変更の発表
「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」
「チャンネル登録者数が1000人以上」
↓
2018年2月20〜
既存チャンネルにも適用開始
YouTubeさんにとってもこれはビジネスです。
広告主が離れていくのを黙ってみてはいられませんので、
「ちゃんとした運営をしているチャンネルだけを残していくよ」
「しっかり審査して改善してるからね!」
というアピールをしているのではないでしょうか?
成長曲線的に熟成期に入った
よく会社などの成長曲線のグラフを思い浮かべて見てください。
YouTubeとしても最初はとにかく認知を増やす為になんでもあり状態でした。
一定数動画投稿をしてくれるクリエイターがや視聴者が集まってきたら、次は質を高くしていく為に参入障壁を高くしていくのです。
YouTubeもこれだけ毎日増える、膨大な量の動画を保管しているのですから相当なサーバー代を負担しているはずです。
これを考えれば、今回の流れは至極真っ当かなと思ってきませんか?
大して再生もされないゴミ動画をバンバン投稿されてはいい迷惑ですw
再生時間4000時間はそんなに厳しいの?
次に「過去12か月の総再生時間が4000時間以上」
という審査基準はそんなに厳しいのか?という点を解説します。
注目すべきは、前回までは10000回という再生回数を基準にしていましたが
今回は4000時間という時間を基準にしている点です。
これも数秒しか再生されないような低品質な動画では厳しいように設定されているのです。
ちなみに僕がYouTubeを教えているコミュニティ【自給自足YouTuber】では視聴時間に関してかなり重きを置いていまして、
俗に言うスクロール動画でも平均3〜4分を基準にしています。
4000時間=60分×4000=24万分
ですので、平均3分視聴される動画であれば
24万分÷3分=80000回再生
です!
時期や扱うジャンルにもよりますが世間一般で言われる再生数あたりの広告単価
1再生あたり0.1円
で計算するとこの80000回再生というのは
80000回×0.1=8000円です。
どうでしょうか?
お小遣い稼ぎレベルを目指す方なら気にするかもしれませんが
ちゃんとYouTubeに取り組み、収益を出そうとしている方にとっては
“最初の8000円分がなくなっただけ”ですよ。
月に20万、30万と稼いでいこうとしている人にとって最初の8000円て…
みなさんYouTubeで生涯獲得報酬8000円を目指しているわけじゃないですよね!?
これは超大したことないんです。
YouTubeさんも公式に以下のように発表しています。
影響を受けるチャンネルの99%は前年に100ドル(約1万1000円)以下、90%が先月に2.5ドル(約276円)以下の収益しか得られていないチャンネル
要するに、真っ当にYouTubeに取り組む予定の方は気にしなくてもいいってことです!
登録者1000人の壁は無理ゲーなのか?
世の中ではこのようなツイートで溢れています。。。
え?youtubeの審査チャンネル登録者数が1000人超えないと承認されないの!?!?
うそぉ。。。。
再生時間は全然超えてるんだけど登録者数が全然足りない😭
もっと頑張らないと。。。— 気まぐれなももんが ハロコン1月20日昼 (@kimagure_momong) 2018年1月21日
今からYouTubeで稼ごうとしてる小中高生へ。審査の対象の条件が大幅に変更され、ほぼこの条件をクリアするのは無理です。なのでばかなことはやめて真面目に稼ぎましょう。
— ダイナミックかとう (@SUKE45_official) 2018年1月21日
さっきの4000時間で約80000再生が取れているようなチャンネルでしたら
しっかりと対策をすれば登録者1000人もそこまでハードルは高くないかと思います。
YouTubeの教え子で2017年の11月中旬に動画投稿を始めたチャンネルですが
1月半ばまでの2ヶ月でこのような結果になっています。

2ヶ月で総再生時間もチャンネル登録者数も突破しています^^
たしかにテキトーにコピペ動画や思考停止状態でスクロール動画を作っていては短期間でクリアーするのは難しいかもしれません。
しかし、真っ当に運営して継続していけば登録者数も再生時間も達成できるはずですので諦めずに頑張りましょう!
新しい広告審査基準を突破する方法
登録者1000人や総再生時間4000時間の壁をクリアーしていく為のヒントをいくつか記載しておきます。
まず簡単にできる登録者を増やす対策としてはCTA(コールトゥアクション)をおすすめします。
コールトゥアクションとはわかりやすく言うと
「ちゃんとやって欲しいことを声に出して言う」
ってことです。
「チャンネル登録お願いします!」
「画面右下の登録ボタンをポチッとお願いします♪」
「登録者が足りません!助けてください」
などですね(笑)
当たり前のことですが意外とできてないチャンネルが多いですし、
なんとなくテキトーにやっているところが多いです。
ちなみに僕は昔雑学系のチャンネルを運営していた時に、
このCTAと“あるテクニック”を組み合わせたらひと月に4000人ほど登録者が増えましたw
あるテクニックはメルマガに返信という形で聞いていただければお教えしますので気軽に連絡ください。
返信する際には「登録者を増やす“あるテクニック”ってなんですか?」などと聞いていただければ助かります!
(最低限のマナーのないメールには返信しませんのでご了承ください)
次に再生時間4000時間を突破する作戦としておすすめなのは
平均視聴時間をあげることを常に意識することです。
先ほど平均再生時間3〜4分であれば80000回再生くらいで突破できるとお伝えしました。
もちろん動画のジャンルにもよると思いますが、
この視聴時間があまりにも短いと
必要な再生回数がどんどん多くなってきますので、
できる限りすぐ離脱せずに長くみてもらえるように工夫してください。
また長く見てもらえる動画はYouTubeからも視聴者からも「良い動画」です。
視聴時間を意識して作った動画の方がチャンネル登録者の付きもいいと思います^^
再生時間が短い動画は、薄利多売みたいなもんで、結構キツくなります。
しかも、そんなすぐ離脱されるような動画はおそらくYouTubeさんも求めてないでしょう。
登録者の付き方も悪ければさらに収益化までが遠のきます…(´;ω;`)
今回の記事で審査基準変更の背景をお話しましたので、
ここまで読んでいただいたみなさんはYouTubeが求めている方向性をわかっていただけたはずです!
頑張っていきましょう。

2018年も通用するYouTubeの動画戦略をコミュニティで教えています。
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